そんな悩みにお答えします。
- HSPが雑談を苦手な理由
- HSPが雑談を気にならなくする3つのポイントを紹介
周りの人が雑談を始めると、何となく居心地悪くなりませんか?
HSPは相手の反応をとても気にしてしまうので、気軽に雑談することがなかなか難しいんですよね。
かといって、雑談できないと会社で浮いた存在になってしまう…。そんな心配もきっとありますよね。
目次
HSPが雑談を苦手な理由
HSPさんが雑談を苦手な理由を深掘りして考察します。
- 相手が苦手だから
- 場の居心地が悪い
- もっと中身のある話をしたい
- 相手の反応に影響される
相手が苦手
HSPさんが雑談を苦手な理由の一つとして、そもそも話している相手が苦手っていう場合があります。
- 何となく話し方が好まない
- いつも私を否定、評価される
- 自分の言いたいことばかり言われるからあまり話したくない
- 体臭や香水の匂いがきつくて受けつけない
こんな感じで相手に対して嫌だなと思う理由があって、そもそも話したいと思わないよっていう状況があります。
嫌な相手と気軽に雑談なんて、相当ハードル高いですよね。なので相手を選べば、雑談できるという方もいるでしょう。
HSPと合いやすいタイプの人については、「【安心できる】HSPと合う4つのタイプ|合わないタイプも紹介」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
場の居心地が悪い
HSPさんが雑談を苦手な二つ目の理由は、場の居心地が悪いことです。
- 相手が何を言っているか聞こえにくい
- 歩く人や走る車が気になって話に集中できない
- 他の人の話が耳に入って集中できない
こんなことが容易に想像できますよね。そうなると、HSPさんにとってはとても雑談どころではなくなっちゃうんですよね。
これが仮に静かなオフィスの事務所内だったら、まだ話をする余裕があるかもしれません。
HSPさんにとっては、雑談をするにも場所が大切です。
ちなみにカフェで会うなら、カフェインにも気をつけたいですね。
HSPとカフェインについては、「HSPがカフェインと上手に付き合うための3つの方法|適量を知ろう」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
もっと中身のある話をしたい
昨日どこへ行ったとか、ここのカフェがおいしかったとか。
もちろん相手やカフェに対して、あなたが大いに興味を持つならその雑談も楽しく感じるでしょう。
でも、話の内容自体にイマイチ興味が持てないのだとしたら?
HSPさんは、もっと中身のある話をしたいと思っていますよね。
大勢で昨日のテレビドラマについて話をするよりも、少人数でももっと深い話をしたいと感じます。
何となくその雑談に意味を感じないと思うと、もう話に興味を持てなくなってしまいますよね。
そうなったらその後の時間は苦痛以外の何者でもありません。
相手の反応に影響される
HSPさんの多くは、自分の話す内容に素っ気なく返事されたり冷たい対応をされたりするともう話すのはやめようと思います。
雑談といっても会話なので、お互いにキャッチボールがなければつまらないですよね。
あなたは相手の言うことに対して、少し大げさというぐらい反応しているかもしれません。
でも相手はあなたの言うことに対して、「ふーん」だけで終わったらどう思いますか?
心が通じ合っていない雑談ほど、無意味なものはないと感じてしまいます。
HSPが苦手な雑談を乗り切るためにできること
ここからは、雑談が苦手なHSPさんが乗り切るためにできる3つのポイントを紹介します。
- 深入りしない
- 相手と場所を選ぶ
- 雑談が楽しいという経験を重ねる
深入りしない
1つ目のポイントは、雑談に深入りしないということです。
どうやって返事しようかとか、相手の反応を見たりとか気をつかいすぎる必要はないです。
本気で雑談したくないなら、読書するなり散歩に出かけるなりその場を離れることだってできますよね。
わざわざそんなことをするのも気が引けるなら、その場にいるだけでいいって気楽に思いましょう。
ふーんって聞き流していればOK。嫌になったら、その場を立ち去りましょう。
でも、そんなことしたら相手になんて思われるか気になりますよね?
あなたはあなたの時間をもっと大切にしていいよってことです。
相手と場所を選ぶ
2つ目のポイントは、雑談する際の相手と場所を選ぶということです。
話していて心地よい人と場所を選べば、雑談への感じ方も違ってきます。
HSPにとっては、雑談一つとっても色々なことが刺激になっていますよね。
- 話の内容
- 声のトーン
- 相手の表情
- 相槌の打ち方
- 言葉遣い
- 湿度や温度
- 周辺の環境
- その場の音や臭い
なのでHSPさんが、一つでも心地よいと感じる物を増やしていくと良いです。
話していて安心できる人と騒がしくない場所を選べば、雑談が楽しく感じる瞬間が増えるでしょう。
気心の知れた友人や家族、まずはこういった人と雑談してみることから始めたらハードル低いですよね。
雑談が楽しいと思う経験を重ねる
3つ目のポイントは、上記2つのような方法を繰り返して、雑談が楽しいと感じる経験を積み重ねていくことです。
今あなたが雑談イヤだなーと感じるのは、過去の経験からそう感じるのですよね。
少しでも雑談中に楽しいなと思えることが増えてくれば、それほど苦痛ではなくなるかもしれません。
一緒にいて楽しいと思う人と雑談することも一つですし、自分が話してみんなで盛り上がったという経験も一つです。
HSPさんの中には、コミュニケーションスキルが低い方もいます。少し自分のスキルを磨いて、雑談を楽しめるような工夫をすると良いでしょう。
その際、自分が疲れすぎないということは大切にしてください。何でも相手のためと思うと、しんどくなってしまいますものね。
なんかちょっとうつっぽいなという方は、「HSPはうつ病になりやすい?原因と今日からできる3つの対処法」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
https://masayoshi88.com/hsp/utsu/
苦手な雑談をうまく交わしてHSPとして生きよう
以上、雑談が苦手と感じるHSPさんへ、乗り切るための3つの方法を中心に紹介しました。
- 深入りしない
- 相手と場所を選ぶ
- 雑談が楽しいという経験を重ねる
お昼ご飯の後に、またあのメンバーとの雑談がある…そんな風に思ってしまうと、明日仕事にいくことさえイヤになってしまいますよね。
あなたなりの対処法や工夫を一つもっておけば、昨日よりは気楽でいられるかもしれません。
雑談なのだから、熱心に聞く必要はないですし、もっと気楽にいていいんだと感じてください。
またまずはあなたと親しい友人との雑談を楽しむことや、話しやすい静かなカフェなど場所を選んでみましょう。
そうやって雑談=楽しいと感じられる経験を積み重ねていくことで、苦手意識が徐々に薄れていくでしょう。