親知らず2本も移植した、ブロガーのソフィアパパ(@masayoshi88)です。
幼少期の頃から虫歯がよくできていましたし、大人になってからも長年歯周病にもなやまされていました。
そしてこの度、なんと!
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]40歳にして奥歯が2本も抜けちゃいました・・・ [/voice]奥歯2本抜けたら、もう噛めない?
入れ歯しかないの?
いえいえ、そうならない方法があったんです。
親知らずはただはえてるだけではなく、移植して新しい歯として蘇ることができます。
親知らずがまだ残っている方は、これから役に立つ時がくるかもしれません。
親知らずを移植した時の痛みや費用について、体験談をもとに紹介します!
目次
歯をなくした場合の処置


- 部分入れ歯
- インプラント
部分入れ歯
部分入れ歯は、どんなに良い入れ歯でもやはり入れ歯。
自分の歯のようにしっかり噛めないという、最大のデメリットがありますね。
また若い人ほど、入れ歯には抵抗があるでしょう。
毎日義歯洗浄剤に浸けるなど、手間が増えることも確かです。
インプラント
インプラントは、手術によってしっかりとした人工の歯を形成。
入れ歯とは違って、自分の歯のようにしっかり噛むことができるというメリットがあります。
一方でインプラントのデメリットは、費用が高いこと。
保険がきかず、自費診療となるため、1本のインプラントを入れるのに何十万円とかかってしまいます。
親知らずの移植
失われた歯の代わりに、自分の歯(親知らず)をドナー歯として移植する治療です。
インプラントのように人工的に作られた歯ではなく、元からある自分の歯を再利用できるのが最大のメリットです。
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]私は親知らずが2本残っていて、2本とも再利用できました[/voice]親知らずはそのまま残していてもだめで、いつかは抜かないといけないと言われますよね。
その親知らずを2本まとめて抜くこともできたので、一石二鳥♪
親知らずを移植できる条件


ドナー歯がある
- 移植に適した、自分の歯(ドナー歯)があること
- 生えている位置が悪い歯、などがドナー歯となりえる
- 免疫上の問題から、他人の歯を移植することはしない
ドナー歯が虫歯などになっていない
- ドナーとなる歯は健康な状態でなければいけない
- 重度の虫歯であると、移植できないケースもある
- あくまでも自分の健康な歯を使うことが条件
歯の大きさがちょうどよい
- 抜歯する歯とドナー歯が、ちょうどよい大きさだと移植がスムーズにいく
- 仮にドナー歯が大きくても歯科医が削るなど処置をして、歯の大きさを合わせてくれるケースもある
- 移植する顎の骨が十分量残っている必要がある
親知らずの移植を行うメリット


噛み心地が良い
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]自分の歯を使えるため、今までと変わらないような噛み心地が得られるのが最大のメリットです[/voice]義歯では健康な歯の20~30%しかしっかり噛めないという、歯科医の見解もあります。
やっぱり自分の歯で食べたいというのが、私たちの本音ですよね。
そして部分入れ歯では満足せず、かといってインプラントのように高額な費用をかけたくない。
あなたがそう思うなら、親知らずの移植をおすすめします。
他の歯を削る必要がない
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]部分入れ歯だとブリッジをかけるために、他の健康な歯を削らなくてはいけません[/voice]部分入れ歯をいれるために削ってしまった自分の歯は、もう元通りにはなりません。
それだけのことをして部分入れ歯を入れたとして、20%の噛み心地しか得られなかったとしたら?
親知らずの移植は、抜いて移植するだけなので残りの歯を削る必要はありません。
できるだけ、自分の歯を削りたくないですものね。
View this post on Instagram
親知らずを抜きました🦷 抜くか抜かないか15分くらい悩んだけど、決断しました🤣 音がミシミシ、ゴリゴリ鳴ってて凄く怖かったけど、めっちゃ優しい女医さんで全く痛くなくて良かったです😭❤️ 今は麻酔がきれてきたので、少し痛くなってきました😱😱😱 来年はあと3本頑張ります😭
親知らず移植の費用


保険が適用
親知らずの移植には、保険が適用となる場合があります。
ただし保険が適用されるためには、抜歯と移植を同じ歯科で行うことが条件です。
A歯科で抜歯した部位に、B歯科で移植する。
そうすると、保険が適用されなくなってしまいます!
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]私は健康保険が適用(3割)され、約1万円ほどでした[/voice]内訳は、以下の通り。
- CT等の検査費用として約5000円
- 抜歯と移植(2本)で約5000円
抜歯と移植の費用が、思ったよりも安くすみました。
親知らずの抜歯と移植は、同じ日に行うのがスムーズです。
しかし抜歯した箇所の炎症などが強いと、抜歯後2~3週間してからの移植というケースもあります。
[aside type=”warning”]※2015年4月から同じ日に抜歯と移植をしなくても、保険が適用されることになりました。[/aside]親知らず移植の痛み


- 抜歯から移植を行い、目覚めるまで約2時間ほどかかった
- 移植した部位は、縫合によってドナー歯が糸で固定
- およそ一カ月間はそのまま固定されるので、かなり違和感はある
- 移植した歯は、医師から指示があるまで絶対使ってはいけない
移植した歯は、他の歯よりも高さを下げて固定してくれました。
そのため、噛んだ時に当たることはありません。
ただし食事の際に誤って噛んでしまうと、きちんと生着しなくなる恐れがあるので注意が必要!
[voice icon=”https://masayoshi88.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG_5182.jpg” name=”papa” type=”l cf icon_blue”]糸で縫合しているので、水がしみることもあります[/voice]移植後は出血や歯茎の腫れもみられるので、歯科医の指示に従い抗菌剤や痛み止めを内服しましょう。
親知らずの移植まとめ
- 親知らずが健康であることが条件
- 抜歯する歯と親知らずが、形や大きさなど同じだとスムーズ
- 形を調整することは可能
- 同一の歯科で抜歯と移植を行うと、保険が適用される
- 移植した親知らずは糸で縫合してあり、医師から指示があるまでは噛むことができない
- 糸で縫合してあるので、口の中に違和感がある
- 水がしみるなど、痛みも伴う
- インプラントが何十万円かかるところ、約1万円ほど(2本の抜歯と移植)で済んだ
- 現在は自分の歯として活用し、以前と同じように噛むことができている
インプラントよりも、全然安く済みましたしね。
入れ歯の違和感に比べたら、自分の歯を使える親知らず移植の方で良かったです。
移植した親知らずは自分の歯茎に固定されているので、自分の歯としてしっかり噛むことができます。
お金があればインプラントもありですが、親知らずが残っていて安く済ませたいなら親知らずの移植をおすすめします。