この記事では、ヘアドネーションを待っている人について紹介します。
31センチ以上の髪の毛を寄付することで、医療用ウィッグを作ることのできるヘアドネーション。
ではその医療用ウィッグを待つ人がどんな人なのか、気になりますよね?
その答えは、抗がん剤の副作用などで髪の毛が抜けてしまった子供たちです。
医療用ウィッグを提供できるのは、18歳以下と限られているんですね。
今もなお、髪の毛を心待ちにしている子供たちは全国にいます。
彼らが病気をやっつけようとする後ろ支えができるために、あなたの思いを届けましょう。
目次
ヘアドネーションを待っている人
抗がん剤など強い薬の副作用で、髪の毛が抜けてしまった子供たちがいます。
彼らは、今この瞬間も病気と闘っていて、医療用ウィッグが届くのを心待ちにしているのです。
病気と闘う子供たち
私の娘もそうでした。娘は重篤な血液疾患にかかり、抗がん剤を使用します。
抗がん剤の副作用で、娘自慢の長い髪の毛がバサバサ抜けていきました。
でも女の子は、髪の毛をブラシで溶かしたりおしゃれをしたいんですよね。
娘の他にも、小児病棟でこどもたちのそういう姿を何度も目にしました。
ヘアドネーションを待つのは、そんな子どもたちなんです。
18歳以下限定
髪の毛の送り先については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
そして医療用ウィッグを受け取ることができるのは、18歳以下の子供たちと限られています。
小さい幼児から、中学生や高校生といった思春期の子まで。年齢の違いはあれど、みんな自分の病気を治そうと必死に闘っている子供たちです。
家族や看護師さんたちと一緒に、毎日を懸命に生きています。
子どもたちがまた元のように、長い髪の毛に戻るのはどれぐらいかかることでしょう。
例え医療用ウィッグであっても、自分の髪の毛のようにおしゃれができる喜びを届けられます。
東京都在住 11歳(抗ガン剤副作用)の女の子に無事ウィッグをお届けできました!
この度も、ヘアドネーション活動を通じ、毛髪のご寄付や、募金による制作費の資金協力、私達の活動をSNSなどで周知、拡散して頂いた皆様のサポートによりウィッグ無償提供が実現しました!ご協力ありがとうございました pic.twitter.com/HRxM0h0f7i— NPOJHDAC (@NPOJHDAC) March 14, 2018
埼玉県在住 14歳(抜毛症)の女の子に無事ウィッグをお届けできました!
この度も毛髪のご寄付や、募金による制作費の資金協力、SNSなどで周知、拡散して頂いた皆様のサポートによりウィッグ無償提供が実現しました!ご協力ありがとうございましたスタイルカット協力店:F−Brain宇治原 貴子さん pic.twitter.com/44SJXbT14c
— NPOJHDAC (@NPOJHDAC) March 7, 2018
ヘアドネーションする意味
髪の毛が抜けてしまった病児に、家族がかつらを自費で購入する場合もあります。
医療用ウィッグなら、無償で彼らに届けられるのでそういった心配は皆無です。
毎日病気と闘っている子供たちに、素敵なプレゼントが届いてほしいと私は思います。
巷にはヘアドネーションなんて意味ないという誤解もあるようですが、そんなことはありません。
今も待っている子供たちがいて、あなたの善意が無駄になるようなことはないです。
子供たちにヘアドネーションを届けよう
以上、ヘアドネーションを待っている人|あなたの善意は彼らに届くについて紹介しました。
- ヘアドネーションを待つのは18歳以下の子供たち
- 薬の副作用などで髪の毛が抜けてしまった
- 子供たちは病気と闘うだけでも大変な思いをしている
- 医療用ウィッグを届けることで元気が届けられる
医療用ウィッグを待っている子供たちに、ヘアドネーションを通して元気を届けられたら良いですよね!
もっともっと、ヘアドネーションの輪が広がることを願っています。
ヘアドネーションのやり方については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。