隠れ家的パン屋さん、Panさいとうを紹介します。
Panさいとうは、自家製酒粕酵母でつくるという静岡の珍しいパン屋さん。
安心素材&こだわりをもって作られるパンは、店舗では火曜日しか買うことができません。
普通の自宅で販売しているスタイルも、また珍しい。
酒粕の練り込まれた生地はしっとりと重く、食べ応えのあるパンになっています。
特に酒粕の匂いが強いということもないので、クセはありません。
オーガニック素材を使うなど体に優しいパンがいただける、Panさいとうをご紹介します。
目次
Panさいとうってどんな店?
城北の住宅街でひっそりと営業している、Panさいとう。
店舗での営業は、火曜日の週一日だけ。
ただ火曜日以外にも、他の店舗で購入することができます。
お店の外観は写真で見て分かるように、普通の一軒家なのでかなりわかりづらいです。
写真のような階段や手すりの家が、Panさいとうの自宅兼店舗で、駐車場が広いのが特徴。
階段の上に、ひっそりと「さいとう」の文字が描かれた看板が見えたら、その日が営業日です。
Panさいとうのこだわり
Panさいとうのパンの一番の特徴は、酒粕酵母を使っていること。
酒粕酵母も、大吟醸酒粕と自然酒酒粕、有機玄米から作られるというこだわりよう。
酒粕を使うと、どんなパンができるのでしょう?
パンの材料に使用しているのは、以下の食材。
- 北海道産キタノカオリ(春よ恋をブレンドすることも)
- 北海道産てんさい糖
- グラニュー糖は小豆に、粉糖は菓子パンの仕上げに使用
- フランスゲランドの海塩
- 太白ごま油
- グラスフェッドバター
- オーガニックドライフルーツ
シンプルながら、できるだけ身体に優しい材料を選んでいるというこだわりよう。
捏ね上げからはじめるため、一次発酵、二次発酵を行うと実に14時間もかかるとか!
酵母菌や小麦粉の状態、室温などの影響があるため、毎回違うパンが焼きあがるそう。
素材は、オーナー自身が口にしたいことを基準に選んでいるそうです。
Panさいとうのパンメニュー
メニューは変わるので、ある日のメニューとして参考にしてください。
- 食パン
- 全粒粉(クリームチーズと小豆)
- 全粒粉(胡桃)
- 柚子パン(チョコレートクリーム)
- フォカッチャ(レンコンとミニトマト)
- あんパン
- シナモンクロワッサン
- 洋梨のパイ
- スイートポテトのマフィン
店舗で購入すると、写真のような今日のメニュー一覧をいただけます。
一つ一つのパンが、どのような素材を使って作られているか、全部ことこまかに書かれているので安心。
酒粕酵母のあんパン
酒粕酵母を使って作られた、Panさいとうのあんパン。
あんパンの中に入っているあんは、小豆を煮てこちらも手作りしています。
生地がしっかりしていて、噛み応えがあります。
あんはしっとりしていて甘過ぎず、体に優しいなぁというのを実感できます。
フォカッチャ
フォカッチャには、レンコンとミニトマトが使われています。
一見、フォカッチャっぽくない形ですが、それもまたオリジナリティあふれるPanさいとうならでは。
Panさいとうのパンは、すぐに食べないときは冷凍した方がより美味しく食べられるそうです。
あたためる時はトーストを使うと、酒粕の良い香りを楽しめるんだとか。
スイートポテトのマフィン
スイートポテトでありながら、マフィンというなんという贅沢な一品!こちらもずっしりと、重いんです。
ほんのりと味わえる甘さが心地よく、甘過ぎてくどいなんてことはありません。
美味しいながらも、体に優しいというのは嬉しいですよね。
注文販売もやってます
Panさいとうでは、電話などで注文を受けての販売も行っています。
- 火曜日から金曜日
- 電話054−247−7812
- メール pansaito3412@mist.ocn.ne.jp
- 2日前までに連絡する
- 配達は要相談
- 発送もできるが送料は実費
Panさいとうへのアクセスと営業時間
- 静岡市葵区城北2丁目20−4
- 営業日:毎週火曜日
- 営業時間:11時~17:30
- 営業時間が異なるときがあるため、ブログで確認してください
Panさいとうのパンで元気になろう
自家製酒粕酵母や国産の小麦など、こだわりのあるパン作りをしているPanさいとう。
自分が食べられるものを作るというオーナーのモットーの通り、安心素材がふんだんに使われています。
店舗での販売は火曜日だけですが、予約すれば注文販売も可能。
酒粕酵母のパンどんな味?と気になったなら、ぜひもっちり食べ応えのあるパンを堪能してみてください。
静岡の美味しいパン屋さんについては、こちらの記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。