この記事では、ヘアドネーションの美容院でのやり方について解説します。
ヘアドネーションしたいと思っても、実際どうしたらいいのか分からないと困りますよね。
きちんと切る要件を満たしていないと、せっかくの善意が無駄になる恐れがあります!
実際私が美容院でヘアドネーションをしてきたので、写真を交えながら詳しく紹介します。
最後までご覧ください。
目次
ヘアドネーション美容院でのやり方
ヘアドネーションのやり方について、順番に解説します。
難しいことはないので、順番にやっていけば大丈夫です。自分の髪の毛の長さが31センチ以上あるか、確認してくださいね。
美容院を探す
ヘアドネーションできる美容院を探しましょう。
ジャーダックの公式サイトでは、賛同サロンの検索が行えて便利です。
ヘアドネーションについて理解を得る
ヘアドネーションやったことがある美容院なら良いですが、知らない美容師さんもいます。
髪の毛の切り方、必要な長さ、ヘアドネーションした髪の毛は何のために使われるのかなど、あなたの思いを美容師さんに伝えましょう。
ヘアドネーションを待っている子については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
動画で予習する~ヘアドネーションできる条件
ヘアドネーションの条件としては、以下のようなものがあります。
- 髪の毛は31センチ以上
- 完全に乾いた髪の毛であること
- パーマやカラーブリーチヘアでもOK
普通にカットとシャンプー
髪の毛は、完全に乾いた状態でカットしてもらってください!
髪の毛の切り方については、指定があるので気をつけてください。
写真のように髪の毛を小さい束にして、ゴムで強めに結びます。
結び目の約1cm上を切ります。切り終わったら、髪の毛の束は別に控えておきます。
後は仕上げのカットとシャンプーやドライヤーをいつも通りやってもらいます。
料金は普通にかかる
ヘアドネーションは無料でできるわけではありません。
美容院でのカットやシャンプーなどは、通常料金かかります。
送付については自分で
切ってもらった髪の毛の束は、崩れないように注意して持ち帰ります。袋などに入れておくと、崩れにくいですね。
髪の毛の送付は自分で行います。美容院では行わないので、頼まないようにしてください。
美容師さんも善意でやってくださるので、色々お願いすると負担になりますね。ヘアドネーションでは、「できることは自分で」が基本です。
髪の毛の送付先については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
やり方を間違えるとヘアドネーションは意味がない
ここからは、ヘアドネーションのやり方と間違えると意味がなくなってしまうことについて紹介します。
せっかく髪の毛を切っても、状態によっては使えない髪の毛になってしまいます。
なので善意がムダにならないよう、条件をよく知っておいてくださいね。
髪の毛は31センチ以上必要
医療用ウィッグに適した髪の毛の長さは、31センチ以上必要です。
15センチでできるウィッグもありますが、それは帽子につける部分的なウィッグに必要な長さしかありません。
髪の毛全体をかたどる医療用ウィッグを作るには、31センチ以上という長さがどうしても必要になります。
髪の毛の切り方を間違えない
せっかく31センチ以上に伸ばしても、髪の毛の切り方を間違えてしまうと使えなくなる恐れがあります。
絶対に守って欲しい条件は、下記の2つです。
触った感じ乾いたように思えても、中が湿っている場合があるんですね。そうするとせっかく切った髪の毛がムダになってしまいます。
送付先を間違えない
送付先について、おすすめするのは4ヶ所です。この4ヶ所は、きちんとした理念に基づいてヘアドネーション活動を行っている事業所です。
髪の毛を送るのは、個人の責任で行います。善意を無駄にしないためにも、透明性あるところへ送って役立てて欲しいですよね。
髪の毛の送付先については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
ヘアドネーションの正しいやり方を知ろう
以上、ヘアドネーションの美容院でのやり方について解説しました。
行きつけの美容院で、ヘアドネーションについて理解が得られれば簡単に行うことができます。
ただ切り方を間違うと、せっかくの善意が無駄になる恐れがあります。
今回紹介したやり方を守って、間違いなく髪の毛を切ってもらってください。
美容院の負担にならないよう、自分でできることは行って、お礼も忘れずに伝えて下さいね。
ヘアドネーションが意味ないという噂について、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
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