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HSCの子が教室に入れない|やってはいけない対応とやるべきこと

HSCの子が教室に入れない|やってはいけない対応とやるべきこと
HSCの親
HSCの親
HCSの息子が教室に入れない…なんで入れないのか分からないし、ついこっちも行きなさい!って怒っちゃう。毎朝続くとなると憂うつだな…

この記事では、HSCの子が教室に入れない理由と対応方法ついて詳しく紹介します。

学校についても嫌で大泣きしたり、教室に入れない子。

papa
papa
私の息子がそうで、毎朝送っていくのが憂うつでした。

そんな中でも6年生のお兄さんが一緒に教室まで行ってくれたりして、なんとか息子なりに対応方法を見出せたのが何よりでした。

低学年だと、何が理由かを探るのはかなり難しいです。でも頭ごなしに叱っては、子供が傷つくだけです。

今教室に入れないと悩んでいる、親御さんのヒントになればと思います。

HSCとは?について知りたい方は、「【分かりやすい】HSCとは?4つの性質や相談機関などくわしく紹介」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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目次

HSCの子が教室に入れない理由

HSCの子が教室に入れない理由

人一倍敏感なHSCの子は、何かが気になって教室に入れません。

HSCが教室に入れない理由
  • 何かがイヤだ
  • イヤな理由はその子による
papa
papa
親としてはなんとか学校に行ってもらわないと困りますよね。

余裕がないとなかなか難しいですが、この子は何が気になっているんだろうって探ってみる姿勢が大切です。

何かが嫌だから教室に入れない

何かが嫌で教室に入れない子。息子の場合もすごくて、毎朝大泣きでした。

papa
papa
一緒に登校していましたが、学校が近づいてくるとそわそわしだします。下駄箱の所で必ず「帰らないでー!」って泣いていましたね。

息子にとっては、学校が嫌で嫌で仕方ない場所だったんだと思います。

HSCの子は人一倍敏感です。だから学校の何かが嫌で、教室にも入れないんですよね。

その何かを探し出すことが大事ですけど、親だけではなかなか難しいです。

嫌なことを見つけ出すポイント

担任の先生との情報交換はとても大切です。
そして、お友達から普段の様子を聞くことも大切。
子どもが気になっている、嫌なものを見つけあげることができたら良いですね。

これってわがままなの?と悩んでいるなら、「HSCはわがまま?大人になったらどんな風になる?治すことはできる?」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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何が嫌なのかはその子によって違う

何が嫌なのかは、その子によって違います。

  • 先生の怒る時の声が怖い
  • お友達がケンカしているのを見るのが嫌だ
  • 隣の子が話しかけても無視したからショック

何が嫌なのか、子供から聞き出せれば一番いいですよね。

HSCの親
HSCの親
でも小学一年生だと、なかなか何が嫌だって言えない子もいます。
papa
papa
そうなんです。だから親は子供の話をよく聞いて、先生と共有していくことが必要なんですね。

本当にちょっとしたことが原因かもしれないので、何が嫌なのか理由はその子によって様々なんですね。

幼稚園に行きたがらなくて困っているなら、「HSCは幼稚園へ行きたがらない原因と今日から使える3つの対策」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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教室に入れないことを叱るとHSCはパニックになる

教室に入れないからといって怒ると、子供ってさらに泣いて嫌がります。

papa
papa
パニックになっちゃうんですよね。でも親としては学校に行って欲しい。朝の数十分の間にそんなやり取りをすると、どっと疲れちゃいますね。

どうしたらいいのかな?って毎朝格闘していました。

親としての私の失敗

papa
papa
息子が下駄箱で泣き叫んでいたとき、私は何が嫌なの?ってことを尋ねませんでした。そして、早く教室に行きなさいって叱ってしまったんですね。

今思うと失敗だったなぁと思います。

HSCの子は、学校の何かが気になって泣いたり行きたくないって言ってるんですよね。

そこの部分をすっ飛ばして行きなさいっていうのは、子供にとってはただストレスになるだけ。

学校に遅刻してでも、何が嫌なの?ってことを聞くべきだったと反省しています。

学校に行かないではなく行けない

学校に行くってみんながやってる普通のこと。それができないうちの子はおかしいって思っていました。

そしてみんなの前で泣かれることが、恥ずかしいとさえ思っていました。

みんなが普通にやってることなんだからやってよって。

仕事に行かなければいけないとしたら、ぐずぐずしてる時間はあまりないからイライラしてきますよね。

でも子供たちって怠けて学校に行かないんじゃなくて、何か嫌なことがあるから行けないんですよね。

嫌なことを取り除いてあげることが大切なんですね。
papa
papa
そうなんです。そこがないと、学校に行きたくても行けないんですよね。

小学校に行けずに悩んでいるなら、「HSCの不登校を乗り越えるには|学校が辛い気持ちを軽くする5つの方法」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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教室に入れないHSCの子への対応

教室に入れない時のHSCさんへの対応を紹介します。

学校へ着いたとしても、教室に入ってくれないと困ってしまいますよね。

papa
papa
一人一人によって何が良いかは違いますが、わが子で効果的だった方法を紹介します。

高学年の子に連れて行ってもらう

小学校だと、低学年の子に高学年の子がパートナーとしてつくことがありますね。その子に頼るのも一つの手です。

担当のお兄さんお姉さんという感じで、何かあれば頼りになる存在です。

papa
papa
家の子の場合は、下駄箱で泣いていたらパートナーの6年生が通りかかってくれました。

隣で揶揄する同級生を「おまえらうるさいんだよ!」と一括。肩を組んで「一緒に行こうぜ」って教室まで行ってくれました。

親子とはまた違って、子ども同士通じ合うものがあるんでしょうね。

息子も割とすんなり受け入れていました。

担任の先生との共有がポイント

学校で嫌なことがあっても、私たち親はなかなか分かりません。なのでポイントになるのは、担任の先生との情報共有ですよね。

細かいことに気づいていてくれる先生だと、友達のこんな発言を嫌がっていたとか教えてくれます。

HSCの親
HSCの親
逆にアバウトな先生だと、何が嫌なのかわからなそうですね…。
papa
papa
そうなんです。この辺は先生の気づきによるので…。でも1年生だと、大抵ベテランの先生が担任になりますよね。なので気づきのある先生が多いと思います。
先生と直接話す機会は限られているでしょうから、連絡ノートなどで日々やりとりすると良いですよ。

HSCでも教室で楽しく過ごすために

以上、教室に入れないHSCさんにやってはいけない対応と親としてすべきことを解説しました。

教室に入れないHSCさんまとめ
  1. 何かが嫌だから教室に入れない
  2. 嫌な理由はその子によって違う
  3. 叱るは解決になりにくい
  4. 高学年の子に頼るのも一つの手
  5. 担任の先生との情報共有が鍵

教室に入れないことが続くと、この子はもう学校に行けないんじゃないかって不安になりますね。

でも色々と対応を工夫して、ゆっくりその子に何が嫌なのか向き合っていけばいいと思います。

時間はかかるかもしれないけれど、次第に友達ができて学校に入っていけるようになります。

他の子より、人一倍繊細だからこそ時間はかかるのですよね。

ゆっくりゆっくり、その子のペースで歩んでいきましょう。

HSCさんの子育てに悩んでいるなら、「HSCの子は育てにくい?心の余裕が生まれる3つのポイント【簡単】」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

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