この記事では、体験談から子供が入院した時のことについてご紹介します。
子供が入院になると、親はパニックになりますね。
少しでも心構えをもって、心の準備ができればと思い、この記事を書きました。
- 子供が入院になる時のことを知りたい
- 小児専門病院の特徴を知りたい
- 入院時の付き添いについて知りたい
まさか、自分の子供が入院するなんて!?
親であれば、当然そう思うでしょう。
でも子供であっても、事故や病気はいつやってくるか分かりません。
いざ入院となりパニックにならないよう、子供が入院中の病院での様子を実体験から、分かりやすくお伝えします。
目次
子供が入院というショック
![子供が入院になり悲しむ人](https://masayoshi88.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
娘と息子、二人とも大きな病気にかかって入院となったことがあります。
娘は2歳の時、息子は1歳の時。
我が子が重い病気になったというショック。
今までず~っと一緒に過ごしていたのに、入院して離れ離れになるというショック。
一度にいろんなことが起き、パニックになる気持ちをおさえるのに必死でした。
でも、親はそんなショックを引きずってはいられません。
治療への決断
病気にしても事故にしても、何らかの治療が必要になります。
医師や看護師などから、治療について説明があり、親が決めなければいけない場面も。
入院のショックでパニックになっている段階で、この子の今後を決めるかもしれない大事な決断が迫られる。
酷、ですよね。
輸血が必要な場合など、迷っている時間はあまりありません。
自分一人で不安な時は、ご夫婦やご両親、友達、知人の方など誰かに来てもらうことも大切。
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子供が入院する病院について
子供が入院する場合、大きく2つの病院に分かれます。
- 大人も入院する一般の病院
- こども病院
一般の病院だと、大人も一緒に入院しているので何かと気を使います。
こども病院だと、看護師さんはじめ職員さんも子供の扱いになれています。
そして治療も子供のことを考えて行ってくれるという、メリットがあるんです。
こども病院のメリット
![眼鏡をかけ笑う子供が入院した病院の看護師](https://masayoshi88.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
大人も入院する一般の病院と違い、小児専門病院ならではの工夫や配慮があります。
子供に慣れている
小児といっても、産まれる前から中学生ぐらいの子まで様々です。
医師や看護師たちは、そういう様々な年齢の子供たちへの治療や対応に慣れています。
大人と違う、子供への対応。
まして病児に対しては、より専門性が必要。
話してくれない心を開いたり、時に何も言わずそっと寄り添ったり。
小児専門病院ならではの、職員の関わり方を見ることができます。
親への配慮がある
また、親をはじめとした家族へ配慮してくれる職員も多くいます。
付き添いでいると、不自由や疲れ、ストレスなどもものすごいです。
そんな中、お母さん、大丈夫ですか?と気遣ってくれる看護師さんの一言で救われることがあります。
時に愚痴を聞いてくれたり、不満を上司に伝えてくれたり。
子供だけでなく、親も一緒に病気と闘うことを理解してくれるから、そうした配慮ができるのです。
そういうやりとりを通して、病院職員と親の間に信頼関係が築かれていきます。
仲間がいる
病棟には、仲間がいます。
同じぐらいの年代の子、自分よりも年下、ちょっとお兄ちゃんなど様々。
でも皆んな病気と闘っているのは、変わりません。
健康な人にいくら言われても響かないけど、
同じ大変な状況にあるからこそ分かり合える、繋がりを感じます。
仲間と話して救われること、たくさんありますよ。
入院中の付き添いについて
![大人の手の上に子供の手が重なっている](https://masayoshi88.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
入院する病院によって、24時間親が付き添えるところと、できないところがあります。
24時間付き添い
文字通り、親も一緒に病室へ寝泊まりします。
病院によって、簡易ベッドを貸し出してくれるところもありますが、不自由さはいなめません。
当然病室には、医師や看護師が入ってくるので、プライベートはあまりありません。
また買い物やシャワーを浴びる時は、看護師などに断るか、他の家族に来てもらう必要があります。
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全国に12か所、病児とその家族が泊まれる施設があります。
病室というよりは、自宅に近い環境が整っています。[/aside] [btn class=”big lightning”]ドナルドマクドナルドハウスについてはこちらから[/btn]
付き添えない病院
夜間完全看護の病院もあります。
面会時間が夜までと決まっていて、夜間は看護師がみることになり、親は付き添えません。
私たちもこのケースで、子供が泣いて泣いて本当に大変でした。
「ママ、帰らないでー!!」と泣き叫ぶ我が子を置いて帰るのは、本当に辛く苦しかったです。
いつも一緒にいたいという方は、先述の24時間付き添える病院を選びましょう。
転院も考えよう
入院は急なケースもあるでしょう。
一度入院したら、ずっとその病院に居続けなければいけないわけではありません。
治療をしていく上で、他院が良いということが分かれば、転院することも可能です。
入院時は気持ちが動揺していて、どうしたらよいか分からないと途方に暮れることもあります。
そのような時に、きちんとした決断ができないかもしれません。
ですので、入院生活をしばらく送って気持ちが落ち着いたところで、
より良いと思われる病院に転院することも一つの手段です。
夜間完全看護の病院へ入院したが、やはり子供と一緒にいたいから、ドナルドマクドナルドハウスのある病院へ入院したい!
親として、立派な決断です。
お子さんのことを最優先に考え、親として何ができるか?を考えていきましょう。
まとめ
- 急な入院でパニックにならないよう想定しておく
- かかりつけの病院で入院できるところを探す
- 治療の決断をしなければいけない場合、一人でなく誰かと一緒にいると良い
- 小児専門病院は子供の治療や対応に慣れている
- 24時間付き添えるところと、付き添えないところがある。
入院時は、あれよあれよというままに、時が進んでいきます。
自分たちの子供にかわいそうな思いをさせないよう、動揺しつつも親として必要な行動をしっかりとっていきましょう。